イベントレポ−ト〜舞台・海に願いを〜
☆ストーリー
まず、どんな劇だったかってことからですが、
端的にいえばこんな感じ。
舞台は沖縄の一諸島。
そこで繰り広げられる日常ととある事件。
おっと端的すぎますかな（汗
ただ、改めて思いかえすと
表現しづらいストーリーなのですよね。
序盤に着目すれば
沖縄諸島の現代人情劇のようであるし
後半の部分をとれば
刑事物のようであるし。
百々麻子さんの役（お店の従業員で犯人役）を中心に考えれば
どちらの要素もあるのですが
前半百々さんの役空気でしたからねぇｗ
序盤はてっきり氷上さんの役中心に話が進んでいくのかと思いました。
（確かに、犯人以外を序盤にピックアップしておいて
後半実は犯人は別にいる！ってのは
物語の演出としてはアリなのですが、
そうするとこの舞台刑事物・推理物に分類すべきなんですよねぇ。
しかし、そうすると自首にいたった経緯･･･恋愛ひいては家族愛的なものが中心だったことになるのですが
相手側の男性及びその男性の子が序盤ほとんど出番なしというのはいただけないです。
相手の魅力が見てる側には伝わらなかったからこそ
告白シーンでは百々さんの役と同様「え？」ってなれたのですが
よく分からない男性と連れ子相手に子が病気発症したから自首ってのは謎なのですね。
島に対する愛というのも否定しきれないのですが
それが自首の動機の主たるものかは謎です。）
あと惜しむらくは
アサ姉、ストーリーに絡んでねぇ!!
ってことですかね。
アサ姉、森の妖怪（妖精？）の役だったのですが
中盤、百々さんと絡んでそれっきりなのは残念でした。
正直なぜ百々さんの役が子供としか話せないはずの森の精たちと話せたのか
その伏線回収されたのかいまだ疑問です。
もしや童心があるから大丈夫とか？
・・・あれ？過去ずいぶんどろどろだった気が・・・
まぁなぜ見えたかはおいといても
アサ姉の役がどうストーリーに影響したのかがよく分からなかったのですよね。
ラスト大雨→洪水だと聴いて
／￣￣￣￣￣￣ ＼ /⌒ヽ / '''''' '''''' ヽ | / | （●）, ､（●） | | | | ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, | | | | ｀-=ﾆ=- ' | | ｜ ! ｀ﾆﾆ´ .! アサ姉じゃ、アサ姉の仕業じゃ！ | / ＼ ＿＿＿_＿＿＿ ／ | | ///／Ｗ＼ヽヽヽヽ＼ | | ////ＷＷＷヽヽヽヽヽヽヽ | | ////ＷＷＷＷヽヽヽヽヽヽヽ Ｅ⊂////ＷＷＷＷＷヽヽヽヽヽヽヽ Ｅ／/// ヽヽヽヽヽヽヽ | | //ＷＷＷＷＷＷＷヽヽヽヽヽヽヽ
と自分の脳内AAが囁いたのですが
まさかのスルー→後日談でした。
なんか森の精の部分で
この舞台が単純な刑事物のように見れないのですが
ストーリー的にこの設定が生きたのかはけっこう謎でした。
あと序盤の活躍っぷりから
氷上さん、もしや重要なフラグを・・・
って思ったのですが
わりと後半空気だったのは残念（特段フラグでもなかったと）。
若刑事さんを出歯亀にするだけの役回りで止まったのは惜しいキャラだと思いました。
（もっとも、氷上さんの役妊娠うんぬんってのがあったので
そこで家族愛とか人の命とかを感じさせる点で重要だったのですけどね。
とはいえ、後に氷上さんの役から一言欲しかったです。）
とここまで酷評なので
こっからデレます。
出演者の皆さんは過去最高クラスに演技派でした。
刑事さんは双方カッコよかったですし
最後島側と対立するところなんかは
舞台から目を離せませんでした。
子役の子たちも好演でした。
子役の演技生で見ることはいままでなかったのですが
完全にハマっててよかったです。
やっぱり大人にはでないですよね、あの感じ。
島民の皆さんもなんというかそれっぽい。
ケンカするシーンなんか本物に見えたし。
お祖父ちゃんが啖呵きってるのもかっこよかったと思いました。
まぁ百々さんは言うに及ばず。
これがハマリ役というのかと思いました。
氷上さんはもっと出番欲しかったです。
もっとしゃべらせて欲しかった。
そして、アサ姉は・・・
ナイス側転！
まさかあのスキー以外できないって公言していたアサ姉が・・・
ストーリーとは無関係に運動神経を披露するとはｗ
ある意味すごいもん見たなぁというのが感想です。
こんなアクロバティックな舞台はさすがにないだろうなぁｗ
あと男の子っぽいアサ姉というのも貴重でした。
上シャツっぽいものを着て
髪も縛っていたので
遠目だと本当に少年っぽく見えました。
いやもともと凹凸が少ないｋ･･･くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；＠
ごふんごふん。
もちろん格好のせいですよね〜。
歌もよかったです。
やっぱり歌うアサ姉は輝いてます。
とまぁ色々思うところを綴ってみました。
総括すると
演技面は大満足だけど
ストーリーがちょっと残念って印象。
一回通しで見た程度なので
すべて理解をするのは不可能だとは自覚してますが
なんか惜しい気がしました。
