演劇ユニット2.1流旗揚げ公演「裁かれ刃」感想

真田アサミさんご出演の舞台見てきました。
2日目参加組でした。

正直なところ
今回はアサ姉ツイッター等で
けっこう直前まで告知をしていたので


人少ないのかな

と不安に思っていました。


別に見る側としては人が少なかろうが
何も不安がる必要はないのですが(どうせ周りの人なんか見ないし)


何せ販売一ヶ月くらいして申し込んだ自分の整理番号が


一桁


だったときは
主催側のこともちょっと心配しました。

主催側の名誉のために言っておきますと
実際は、平日、二日目という悪条件にもかかわらず
かなりぎっちり人がいました。
あとで席を拡充するぐらいの入りでしたから正直すごいと思います。

しかも層が厚い。
老若男女揃いも揃って
特に若い女性も相当多く
女性ファンが早くもついているのかなと感じさせるものでした。
先行きは明るそうだなと思いましたよ。


あんまりストーリーネタバレはあれなのかもしれないので
軽く触れる程度にとどめておくと

要は
人を裁く刀っていうのがあってそれを巡ってああだこうだする感じです。

簡単すぎるかな。

もうちょいいえば
殺人事件を犯してしまった主婦(?)とそれを目撃したストーカーの不思議な関係の物語と
刀を巡ってやりとりに関する物語がクロスオーバーする物語でした。


物語はとっても見やすかったです。

今回も前回の舞台と同様、
さるしげロック脚本だったのですが
前回よりマンガっぽい印象を受けました。

なんていうか中二的設定が燃えます。

舞台ってけっこうムリな設定ではあることが多い気がするのですが
今回のような中二的設定は見たことがなく燃えました。
舞台でやると浮いちゃうかなという印象もあったのですが
見事調和してて素直にストーリーに集中できました。



ちなみに、
アサ姉が演じたのは

殺人事件を犯してしまった主婦(?)役

です。


しかも子持ち。


まぁ現実に主婦かどうかはよく分からないのですが(旦那はでてこなかったし)。

この役は
派手なアクションとかはなかったのですが、


しおらしい感じの演技


がほんとアサ姉にはまってて素敵でした。

取調べされてるところとか
最後の自白するところだとか
なんかきゅんきゅんしましたもの。

今までのアサ姉の役だとしおらしさを感じることはなかったので・・・


だいたい





どか〜〜〜〜ん!!


ってしちゃうパターンが多いので
すごく新鮮でした。
まぁ豪快さも魅力なのは間違いないですが
素のアサ姉ってそういうしおらしいところを感じるときが・・・









あった・・・よな?・・・


ごめん自信がなくなってきた。




まぁでも今回はそういう意味では魅力再認識みたいな感じでとても新鮮でした。



あと

アサ姉の若妻姿(´Д`;)ハアハア



ニーハイとか太ももだとかも素敵ではあるのですが
今回の髪を縛った若妻風衣装にはほんと心ときめきました。

まぁ若妻っていうか


お母さん

姿というべきでしょうか。
似合いすぎ。何よりリアル。

ここ数回ぐらいの舞台では
アサ姉が恋人役といちゃいちゃするシーンが
ちょこちょこあった気がするのですが
うん、恋人とかいらない。


子どもを見守るやさしい感じにときめきます。



これが天の妃放送部で小林ゆう慣れした成果かどうかは良く分かりませんが。


殺陣があったりもして
視覚的にも飽きない舞台でした。
忍者の人たちだからきっとアクションもあるんだろうなと期待したので
期待通りです。


今回配役が見事この人しかいないという感じのはまってる舞台だなと思いました。
特に女性陣。
アレを見ちゃうと代役とか考えられないです。

中村まゆみさんの役にいたってはストーリーと全く関係ないのに
一番印象強いですもんねw
でもあの役がないと単なるお堅い舞台になってしまうので
絶妙な役どころでした。


総括すると
面白い舞台でした。
今までもアサ姉出演舞台という縛りwはあるもののいくつも見てきて
今回の舞台も自分内ランキングではかなり上です。
扱ってるのは重いテーマなのに
後味が前々悪くないのがすごいと思います。

もちろん時間の尺的に多少強引な展開も無きにしも非ずですが
非常に見やすい舞台だと思いました。